プールでのエクササイズ

フィットネスクラブと「スポーツジム」は同じように考えられがちですが、両者の大きな違いは、フィットネスクラブにはプールの施設があるということです。このプールもエクササイズの場として活用されており、泳ぐこと以外に多くのプログラムが設定されています。水中での運動であるため、例えば陸上と同じような動きをする場合でも、次のような効果を得ることができます。

まずは浮力です。肩まで水につかると、体重は10分の1になるといわれ、関節などにかかる圧力が少なくなるため、無理のない運動が可能になります。また、水の中で動くと水の抵抗が生じます。歩くことや簡単な踊りの動きでも適度な負荷がかかり、運動効果が得られます。同時に、水中では常に水圧がかかっているために血管が収縮し、全身の血液の流れがスムーズになります。特に下半身にかかる水圧は大きく、心臓に血液が戻りやすくなるので心臓の負担も減らすことができます。

フィットネスクラブのプールは30度前後の温水が使われています。競泳用のプールと比較すると多少高く、入ると温かいと感じますが体温よりは低いため、エクササイズをしながらも体温が奪われる現象が起こります。これを回復するために体は熱を作ろうとし、そのためにより多くのエネルギーを消費することができます。

日ごろ運動に縁のない人でも、まずは負担の少ない形から体を動かすエクササイズが充実しているのがフィットネスクラブです。難しく考えずに、気軽にレッスンを体験してみてはいかがでしょうか。

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スタジオでのエクササイズ

フィットネスクラブの施設は、スタジオ・トレーニングジム・室内プールの3つに分類されます。このうちトレーニングジムでは、筋力アップや脂肪燃焼などを目的としたトレーニングが中心に行われることが多いため、ここでは、スタジオとプールで受けられるエクササイズのプログラムについてご紹介します。

まずはスタジオです。ヨガやピラティス、エアロビクスなどは、フィットネスクラブのイメージに一番近いかもしれません。エアロビクスのレッスンは、ステップを中心にするなど、さまざまなレベルのクラスが設けられていることが多く、初心者でも始めやすくなっています。ダンスのレッスンもスタジオで行われますが、世界中のさまざまな踊りを基にしたレッスン、ヨガなどと組み合わせたダンスのプログラムも設定されていることがあります。クラブによっては、気功や太極拳など、心身のバランスを整える効果も高い東洋由来のプログラムも受講が可能です。

フィットネスクラブの特徴としては、上記のようなプログラムに加えて「体のバランスを整える」「基礎代謝を上げる」など、一見スポーツには見えない形での健康づくりのためのプログラムが充実していることが挙げられます。バランスボールやストレッチポールなどの道具を使って、体をリラックスさせるところから始めるプログラムも多数あります。ダンスや格闘技など、異なるジャンルの運動を組み合わせることにより、多様なプログラムが提供されています。

フィットネスクラブを使おう

フィットネスクラブというと、どのような場所を想像するでしょうか。例えば「スポーツジム」とは違って、ひたすら筋力トレーニングに励むというのではなく、音楽に合わせて体を動かすなど、多少楽しい要素をもって運動ができる場所、というイメージを持つ人もいることでしょう。それだけ、フィットネスクラブは自由な空間であり、自分自身にあった運動を行う事が出来ます。

フィットネスクラブは健康な肉体を作り、また維持するための運動を行う施設と専門のスタッフを備えた施設です。会員になることで、専門のスタッフから自分の状況に合った指導を受けることができます。特定の個人ではなく一般大衆を対象にしたフィットネスクラブは第二次大戦後のアメリカで始まったもので、日本では1970年代から作られるようになりました。1980年代になると、バブル経済の影響もあって多くの企業が参入しましたが、バブルの崩壊後は大手による統合などを経てフィットネスクラブの数は減少します。

その後、アンチエイジングやメタボリック症候群など健康への新たな関心の高まりもあり、事業者は再び増加する傾向にあります。現在では、会員が定期的に通いやすいよう、駅前などの交通の便がよい場所(主に大都市圏)や大型のショッピングセンター内、また幹線道路沿いなどに立地することが多くなっています。

ここでは、フィットネスクラブではどのようなことができるか、エクササイズのプログラムを中心にお話しします。